理科科目の1つである物理。大学によって、物理・生物・化学・地学から数科目を選択し受験することが一般です。
物理は他の理科科目と比べて最も暗記量が少なく、理解力が必要とされる科目です。
数学が得意という認識がある人は特に物理を受験科目として選択することをお勧めします。
- 物理は最短で100点を狙える
- 物理ができる人とできない人の差は?
- オススメの参考書は?
物理は「最短で100点」を狙える
実は物理って、全ての受験科目の中で1番おトクな科目なんです。
物理の最大の特徴、それは「暗記事項の少なさ」にあります。
物理で扱う範囲はたった5つだけ。
力学・熱・波動・電磁気・原子
この5つだけしかないので、覚える公式・法則は超少ない。
物理は覚える量が少ない!
実は物理の問題には、超難問が存在しないんです。
数学ではめちゃめちゃひねった超難問がよく見られますが、物理の問題は「基本に忠実」なものがほとんど。
教科書に載っている「基本の公式・法則」から逸脱した内容は全く出題されません。
もし仮に物理の問題を難しくしようとすると、大学で学ぶ専門的な物理を使用する以外に方法がないんです。
物理は基礎しか出ない
たとえ難関大学だとしても、教科書に載っている「基礎」しか出題できないんです。
このように、物理という科目は「覚えることが少ない」「基礎だけカンペキにするだけ」という超おトクな科目。
まさに物理は
物理の本質は「イメージ」
物理の本質は「イメージ」することです。
逆にいうと、イメージ無しで公式をただ丸暗記するのは絶対NGです。
公式を覚える前に、それが日常で例えるとどんな現象なのかをイメージすることが、物理をちゃんと理解するためのコツです。
物理は「イメージ」がすべて!
このように、物理はまず「イメージ」するのが最初で、公式は後からついてくるものなんです。
「あーこういう現象なのね(イメージ)」→「式で表すとこうなのね」と考えるのが物理の考え方なんです。
ただ「公式を丸暗記」するのではなく、
物理は「演習」がすべて
物理は「問題を解く」のが全てです。
教科書を読んだり説明を見るだけで、物理は成長しません。
とりあえず解け
分かんなければ「答え」を見ればいいんです。
それでも分かんなければ、調べれればいいんです。
まず解きましょう。それが物理のすべてです。
物理の勉強法
では実際に、どうやって物理の勉強を進めていくのかを説明しましょう。
- 1. 物理基礎で「イメージ」に慣れる
- 2. ひたすら演習
- 3. 難易度を上げる
Step1 物理基礎で「イメージ」に慣れる
まず最初に「イメージのやり方」を身につけておきましょう。
どうすれば「イメージ力」が身に付くのか、それはズバリ「図解する」ことです。
日常の現象も、自分で図にすることができれば、イメージが容易になります。
「図解」を使って分かりやすく説明してくれる参考書があるので、それを使うといいでしょう。
物理レベル別問題集
- Lv.1
- 基礎
- 物理
Step2 ひたすら演習
イメージが頭に入ったら、実際に問題を解きまくりましょう。
たくさんの問題を解いて色んなパターンに慣れるのが重要。ここでは難しい問題は扱わず、基礎だけに絞って勉強しましょう。
めちゃめちゃ基礎問を解いていると、「こういう風に聞かれたらこの法則が使えるのね」というのが分かってきます。
このレベルからは、いわゆる「問題集」を使います。
分からない問題が出てきたとき、
良問の風物理頻出・標準入試問題集
- Lv.2
- 演習
- 物理
Step3 問題のレベルを上げる
基本的な問題を解けるようになったら、難問に挑戦です。
「難問」といっても、所詮は「基本をいくつも組み合わせた問題」です。
どんな難問も、分解していくと最終的には「基本」に行きつきます。
つまり、複雑に組み合わさった「難問」をシンプルな「基本」だけに分解して考えることが必要なんです。
ここでも結局「イメージ」が活きてきます。
確固たる「イメージ」があれば、別に組み合わさっていても「要はこういうコトでしょ」とすぐに法則を見抜くことができます。
結局、物理はイメージに始まり、イメージに終わるのです。
名問の森
- Lv.3
- 演習
- 物理