Writing(英作文)の攻略法!2種類のやり方を使い分ける?

みなさん、英作文の勉強してますか?

多くの国立大学志望の人、一部の国際系の大学などでは、入試で「英作文」が必要になります。単純に学校のテストで必要な人も多数いると思います。

昨今では英語の4技能の必要性が問われているので、今後「ライディング(英作文)」を課す大学入試は間違いなく増えることでしょう。

ただ、英作文の勉強って、普通の問題とちがって自力で「○×」の採点がしづらいから難しいですよね。

それに作文の教え方も、先生によって結構違ったりします。凄い先生の教え方は本当に凄いですが、逆にザコな先生の英作文は本当にひどかったりします汗

というわけで今回は、「英作文」はそもそもどんな科目なのか、どう対策するのが正解なのかを紹介していきたいと思います!

英作文には2種類ある

ひとくくりに英作文(ライディング)といっても、大きく分けて2種類の問題に仕分けることができます。

・条件英作文
・自由英作文

条件英作文は、「○○という表現を使って、~という意味の文を作りなさい」みたいな、単語や文法などの条件が指定されているタイプの英作文です。

自由英作文は、「○○について、あなたなりの意見を述べなさい。」みたいに、あるテーマだけ与えられて、あとは全て自由なパターンです。

入試で問われるのは、だいたいこの2つのどちらかです。

条件英作文か自由英作文かで、やるべき対策が変わってくるので、それぞれに合った対策を覚えておきましょう。

条件英作文は、○○だけ覚えろ

まずは条件英作文からお話しします。

条件英作文では、問題文のなかで「この文法事項や単語を使え」みたいに指定をしてきます。

その指定に対し、いかに正しい文法で答えられるかが○×の鍵となります。

つまり、言ってしまえば、条件英作文はほぼ「文法問題」です。

指定された文法事項を使って正しく文を作れれば勝ち、というワケです。

ってことで、条件英作文の勉強はまず「文法」から始めましょう。

文法は「例文暗記」しろ

ただ、文法を学ぶときには1つ注意があります。

絶対に、「例文暗記」をしてください。

参考書に書いてある文法の説明をただ読むだけでは不十分です。

読むだけじゃ、書けるようにはなりません。

まずは、例文をたくさん覚えて、知っている英文のパターンを増やすべきなのです。

そうすれば、自分の頭の引き出しの中に、本番で使える持ち玉(知ってる英文)をいっぱいストックすることができます。

持ち玉をいっぱいもっていれば、その分どんな問題でも対応しやすくなります。

なので、まずは必ず例文を覚えてください。

自由英作文は、減点されないことが重要

次に、自由英作文についてお話します。

自由英作文で1番重要なのは、「いかに簡潔な英文を書けるか」です。

自由英作文を解くとき、ほとんどの生徒が致命的な勘違いをしています。

ほぼ全員が、「自分がいいたいこと」や「自分自身が経験した本当の内容」を書こうとするんですね。

これ、めちゃめちゃ損してるんですよ。

ハッキリいって、作文の採点者は、入試英語の作文で、内容の面白さとか信憑性なんてまったく見ていません。

見ているポイントは、

・正しい英文になっているか
・流れはおかしくないか

これだけです。

内容が面白いか、嘘ついてるかどうかなんて、どうでもいいんです。

ほとんどの英作文は、採点が「減点法」です。

あらかじめ持ち点が決まっていて、ミスがあるたびに減点されていくスタイルです。

これはどういうことか。

嘘をついてでも、作り話でも、ミスのない平易な文章さえ書ければ、減点されずに満点が取れるのです。

つまり、英文が間違ってさえいなければOKなんです。

(もちろん内容がスッカスカだったり、話の流れがおかしければ別ですが)

くそ真面目に自分の「本当のコト」を頑張って書こうとして、スペルミスとかするのが、1番損なんです。

それだったら、絶対に間違えないような簡単な単語を使った文に書き換えるべき。

なるべく、ミスしない文章を心がけるのが重要というわけです。

お決まりのフレーズを作れ!

自由英作文、もう少し踏み込んでいきましょう。

「自由」ってことは、基本的に何を書いてもOKなわけですよね。

ってことは逆に考えると、勝手に「テンプレート」を用意しておくこともできるわけです。

要は、どんなテーマにでも使えるようなお決まりのフレーズです。

たとえば、

何かの理由を述べるときは「That’s because ~」で始める

最後にまとめるときは「That’s why ~」を使う

こんな感じで、便利なフレーズをいくつも用意しておきましょう。

自由英作文の問題では、たまにすごく書きづらい内容が出ることもあります。

そんなときは、その場で必死に頭振り絞って知恵を出すより、あらかじめ用意しておいた「お決まりのパターン」に沿って書くのが、1番ラクでかつ賢いです。

それに、「意見述べる系」の作文、ありますよね。(○○についてアナタなりの意見を述べよ、みたいな問題)

知ってる人もいるかもですが、実は意見の書き方って、ルールが決まってるんですよ。

①最初に立場を示す→②理由を言う→③具体例を出す→(④理由その2があれば言う)→⑤まとめる

意見系は、こういう流れで書くべきなんです。

そしてこれも同じように、便利フレーズを用意しておくと楽に書けます。

たとえば、

① I think ~ / To my mind, ~
私はこう思います、私の意見では、

② That’s because ~ / First, ~
その理由は、第一に、

③ For example, ~
例えば、

④ Also, ~ / Secondly, ~
また、第2に、

⑤ That’s why ~ / So ~
これがその理由です、したがって

こんな感じですかね。

ぶっつけ本番で、その場で内容をゼロから考えるよりも、こういう風に「型」を用意してその通りに書くほうが、断然アイディアが浮かびやすくなります。

ぜひ、あなたなりの「便利フレーズ」を用意してください!



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