- 「聞き流すだけ」ってどうなの?
- リスニングの正しい勉強法とは
- 究極完全コピーを目指せ?
リスニング系の教材で「聞き流すだけで英語がペラペラ」みたいな広告、よく見かけますよね。
利用者の体験談みたいな雰囲気で、
「本当に聞くだけで出来るようになったんです!!」
みたいに言ってるんで、
みなさんの中にも「英語は聞き流すのが良い」と思ってしまっている方が、一定数いるかもしれません。
しかし。
はっきり言わせてもらいます。
聞くだけで、意味分かるわけなくない?
冷静に考えてみてください。
というか、比較的“身近な言語”である「英語」だから悪いんです。中途半端に身近な言葉だから、「もしかしたら聞き流すだけで出来るかも?」なんて思い込んじゃうわけです。
もし仮に、他の言語を学ぶとしたら、で考えてみてください。(例えば、イタリア語)
ただイタリア語の音源を流すだけで、できるようになると思います?
できるわけないですよね。一瞬で撃沈するに決まってます。
第一、何言ってるのか分からない状態なのに、それを何度も何度もリピートして聞き流します?絶対意味なくないですか?
とりあえず1回は
つまり、英語だけを”聞くだけ”で習得しようとするのは、ハードル高すぎです。
「聞き流すだけ」なんて、こんな風に冷静にちょっと考えれば、効率が悪いことがすぐ分かりますよね。(なのに、そういう系の教材を買う人が多いのはなぜだろう、、)
しゃべれない音は聞き取れない。ひたすら音読しよう
リスニングの練習で最も効果的なやり方は、ズバリ「音読」です。
もっと具体的にいえば、
あらかじめ日本語の意味を覚えちゃって、そんで
英語で聞き取れなくなるポイントって、
①単語や会話表現の意味が分からない
②単語と単語の発音がつながってたり、急にテンポ速くなったりして聞き取れない
だいたいどっちかです。
①は和訳見れば解決します。
②は、結構慣れが重要です。②は「スクリプト見ながら聞く」でも悪くはないですが、それよりは実際にマネしてしゃべってみた方が圧倒的に吸収が速くなります。
実際に口に出してみて、その後もう1回聞いてみると、面白いくらい聞き取れますよ。ぜひやってみて。
リスニングのゴールは「シャドウイング」
いわば究極完全コピーです。
もちろん意味分かってないと無理だし、発音とかテンポとかしゃべり方までコピーできてないと、シャドウイングは無理です。
結構難易度高いです。
ただ、逆にいえば、シャドウイングできるってことは、
このレベルまでくれば、リスニングはもちろん、長文読解も読むの速くなるし、スピーキングにも良い影響がでてきます。
だから、まずは音読練習。何周も何周も音読練習です。
そんで「もうさすがに文章覚えちゃったわ!」くらいまで繰り返したら、シャドウイングです。(3、4周くらいですかね、人によると思いますが)
単語覚えるときも、音読しよう。
いかがでしたか?
雑にひとことでまとめれば、「リスニングは音読」です。
「聞き流すだけで」ではなく、
あ、当たり前ですが、リスニングやるやらない以前に、単語全然覚えてなかったら、もちろん無理ですよ。
英語の学習は、まず単語からです。リスニングに限らずね。
単語覚えるときは、
リスニングでも長文でも、全てにおいて「音読」は必須。だから単語の学習でも、絶対に音読してくださいね~。
- リスニングは音読!聞き流しはNG
- 和訳覚えて、マネしてしゃべれ!
- 最終的にはシャドウイング