覚えるのが苦手な人必見。1番速い『0秒暗記法』とは

ぴよりん
φ(.. )カキカキ…

独学さん
何してんの?

ぴよりん
いや、単語が覚えられないから

ぴよりん
100回書いてる。

独学さん
wwwwww

独学さん
もはや何も言えない

ぴよりん
え?

独学さん
その暗記法、ダメすぎでしょ

独学さん
ムダすぎる

ぴよりん
え、だって見ても覚えられないし

ぴよりん
いっぱい書けば覚えられるかなと思って

ぴよりん
それに学校の先生も「100回書け」って言ってたし

独学さん
なるほどねー

独学さん
まあ確かに、誰かに暗記法を聞くと「その人オリジナルの暗記法」みたいのを教わることになるけど

独学さん
まあそれもだいたい「暗記の本質」が分かっていない、間違った方法なんだけどねー

暗記論は間違いだらけ!

受験勉強の話になると必ず挙がるのが「暗記」の話。まあ覚える量多いからね。

ネットで「暗記法」と調べると、いろーんな方法が出てきます。ただどのサイトも「最強の暗記法」とか言ってるので、結局どれが本当に最強なのか分かりません。

学校の教師に聞くとさらに危険。本気で「100回書け」とか言ってきます。根性論が過ぎる。

まあやり方は人それぞれなので、他人のやり方を否定するつもりはありませんが、ちゃんと暗記の本質を知っておいたほうがいいですよ。

脳は1時間で半分忘れる?

では暗記の本質とは何か。それは「脳は忘れるもん」ということ。

このグラフを見てください。

これは「エビングハウスの忘却曲線」というもので、「時間が経つと、どれだけ忘れてしまうのか」をグラフにしたものです。


出典:www.nextglobaljungle.com

なんと1時間もしないうちに『約50%』も忘れてしまうんです。

というのも、人間の脳は良くできていて、記憶するかを「重要度」で決めているんです。

インパクトが強かったり、何度も繰り返し使っている情報は「大事!」ってことですぐに覚えます。

友達の名前、好きなアニメ、家から駅までの道などが良い例。よく覚えてるでしょ。

ですが逆に、脳が「あんまり使わんだろう」と判断した情報は、20分もしないうちにすぐ忘れちゃうんです。

初対面の人の名前はすぐ忘れます。使わないから。

そして受験勉強も一緒です。英単語、歴史上の出来事、原子の名前など、別に忘れても困らない(生活に影響が出ない)内容ばっかですよね。だからすぐ忘れるんです。

脳を騙そう。暗記の本質は「繰り返す」こと

とはいっても「忘れちゃうからしょうがない」とはいきません。覚えなきゃ合格できませんからね。

では受験勉強みたいな「脳にとって不要な情報」を覚えるには、どうしたらよいのでしょうか?

その答えは、繰り返し使うこと。

何度も使いまくって、脳に「この情報はよく使うから、記憶しておいたほうが得だよ!」と思わせるんです。

要は脳をだませばいいわけです。何度も繰り返し使うことで「受験の内容ってよく使うよな、重要っぽいから覚えとこ。」としてしまえばいいんです。

暗記は繰り返す「回数」が重要。いかに多く繰り返せるかが重要です。

スピードが全て。暗記は「超高速」で繰り返せ

回数がすべてということは、暗記1回あたりの時間はできるだけ短い方がいいということになります。

分かりやすく言うと、「1時間で100個」じゃなくて、「10分で100個」を6回繰り返したほうがいいということ。

同じ1時間でも、後者の方が6倍も繰り返す回数が多いですよね。

まあもっと言えば、どうせ1周目は忘れるから時間かけてもしょうがないんです。1時間もしないうちに半分忘れちゃうんですから。

だから1周を限りなく短くして、何周も何周も高速で繰り返したほうがいいんです。

瞬殺! 超高速の「0秒」暗記法

高速で何度も繰り返すのがいいことが分かりましたね。

じゃあそれを踏まえ、最速で覚える暗記法を教えます。

「最強」かは知りませんが、少なくとも「最速」だと思いますよ。w

1. 一通り見て覚える

とりあえず覚える。どうせ忘れるけど。
「見ないで言える」状態を作りましょう。

1つだけ注意、絶対に書かないこと。

時間のムダ。答えを見て、とりあえず高速で覚える。
書くのは一旦覚えてから。漢字とかスペルとかをチェックするタイミングにしましょう。

「見ないで言える」がゴールです。

2.「0秒クイズ」で○×を仕分ける

単純に「覚えた→忘れた→また覚える」じゃなくて
「覚えた→忘れた→忘れたやつだけ覚える」の方が早いっすよね。

仕分けもスピード重視でいきましょう。

そこで必要になるのが「0秒クイズ」です。
やり方は簡単。頭の中でクイズをして、0秒で(一瞬で)答えられれば○、無理なら×をつけましょう。

大事なのでもう一度いいます。

「0秒」ですよ。

記憶は繰り返しが重要ですから、スピードを究極まで上げたほうが良いんです。

だから「0秒」なんです。

3. ×が消えるまで、何周も0秒クイズを繰り返す

仕分けができたら、次は2周目です。覚えるまでひたすら繰り返します。

1周目はすべて覚える必要がありますが、2周目は×だけ覚えればいいわけです。

そのため2周目は、覚える数が一気に減ることになります。
3周目はもっと×が減ってるわけです。

このように、仕分ければ仕分けるほど、×の数が減って楽になるんです。
しかも「0秒」なので、時間をかけずに何周も繰り返すことが可能になります。

もし仮に10周したとしても、そんなに時間はかかりません。

超高速の0秒暗記法
  • 記憶は”1時間で半分”忘れる
  • 暗記の秘訣は”高速で繰り返す”
  • 「0秒」で○×を仕分けろ!


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