Step1. 常識
現代文で扱われる内容は、学問、政治経済、宗教とか、堅苦しくて難しい内容が多いですよね。
現代文が苦手なひとって、解ける解けないの前に、
だからまず最初に、現代文でよく出るテーマの「常識」を身につけましょう。
ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20
- 現代文
- キーワード
- 常識
現代文でよく出てくるテーマのキーワードが載ってます。他の「現代文用語集」みたいのと比べて基礎向けに作られているので、初学者にはオススメです。
それと人によっては
参考書は何でもいいです。漢検でも、学校でも、何か参考書買ってもいいです。
一応オススメはこれ。
銀の漢字 必須編―大学入試
- 現代文
- 漢字
- 基礎
出口先生が作った参考書。ただの漢字問題集でなく、言葉の意味までちゃんと書いてあるのがうれしいです。あと見やすい。
ちなみに難関用の漢字やりたい人は「金の漢字」もありますよ。
Step2. 正しい考え方を身につける
現代文は、正しい文章で書かれています。
正しい文章には「ルール」があります。その決まりに沿った
そんな「正しい考え方」を身につけるには、この1冊です。
田村のやさしく語る現代文
- 現代文
- 初心者
この参考書を読めば、現代文の基本的な考え方が分かります。
「現代文がデキる人の考え方」を、現代文が苦手な人向けに、優しく語りかけるように説明してくれます。
正直、本屋に売ってる現代文の参考書って、「基礎」とか書いてあるわりに初心者には難しいものばかりなんです。
でもこの参考書は大丈夫。本当に「受験勉強をはじめる人向け」です。
あ、ただ、中学時代に国語が絶望的に苦手だった人は、先にこっちからやった方がいいかもです。
現代文「読解」ドリル
- 現代文
- 初心者
そもそも「評論」ってどんな文章?とか、マジで基本的なことから説明してくれます。とにかく丁寧。
この2冊を完璧にすれば、今までよく見えなかった「現代文」の正体がハッキリと分かるはずです。
Step3. 解法を叩き込む
考え方が身に付いたら、次は
現代文の筆者は、自分の主張を読者に伝えるために、いろんなテクニックを使います。
その「テクニック」さえマスターしてしまえば、筆者の主張をみつけるのはカンタン。
文章のパターン、解法のパターンを頭に叩き込んじゃいましょう。
出口のシステム現代文 解法公式集(改訂新版)
- 現代文
- 解法集
出口先生が作った本。この参考書は革命的です。
国語なのに、数学みたいに
これ全部叩き込めば、現代文のほとんどのパターンは網羅できます。
これから先に問題演習に入ってからも、
Step4. 要約
あとはひたすら演習。今まで習得した考え方や解法を駆使して解きまくります。
現代文の能力で1番差がつくのは
難しくて長~い文章を、「要は~ですね」って簡潔に説明できれば、どんな問題だって解けます。(内容一致問題はもちろん記述も余裕)
問題集はどれでもいいですが、
柳生好之の現代文ポラリス
- 現代文
- 問題集
- 演習
オススメは「ポラリス」です。画像はLv.1ですが、「Lv.2標準編」から始めても良いと思います。
とにかく解説が見やすくて分かりやすい。そして要約もついてる。
現代文は量こなせばいいわけではありません。質が大事。1問1問ていねいに進めましょう。
慣れないうちは公式集を見ながら解いてもOK。まずはパターンに慣れましょう。
あとただ解くだけでなく、
あと要約は、誰かに添削してもらうのが理想ですね。