Step1. 英単語
Step2以降で困らないために、基本的な単語を最初に覚えてしまいましょう。
あくまで「今後困らない」のが目的なので、ここでは基本的な単語だけ身につければいいんです。
(今は)受験用の単語帳をすべて覚える必要はありません。基本的な単語だけ、だいたいでOKです。
オススメの単語帳はコチラ。
改訂版キクタンBasic4000
- 高校基礎
- 英単語
中学からやり直したい人は、キクタンEntryから始めましょう。
Step2. 文法
ここでいう「文法」とは、あくまで英文の基本ルールです。
「文法」というと、文法・語法の問題がギッシリ詰まった参考書をイメージする人がいますが、それはこの段階でやらない方がいいです。
アレは知識が細かすぎるので、今やるべきではありません。
高2までに学校で習うような、基本的な文法さえ身につけられればOKです。
まずはこのテキストを何度も読んで、文法をしっかり理解しましょう。
大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
- 中学~高校
- 文法
- 解説
この参考書は、中学レベルの文法から分かりやすく丁寧に解説してくれています。
文法の基礎が理解できたら、このテキストで練習しましょう。
大学入試英文法ハイパートレーニング (レベル2)
- 高校
- 文法
- 演習
もし「中学~高2の間に習った文法は全部カンペキ」という自信がある人がいたら、このStep2は飛ばしても大丈夫です。
Step3. 1文を正確に訳す(精読)
文法を身につけたら、次は
「精読」とは、1文を正確に訳すこと。
いきなり長文から始めず、まずは1文を正しく訳す練習をしましょう。
「精読」のやり方を極めるのに一番オススメなのがこのテキスト。
大学入試 世界一わかりやすい 英文読解の特別講座
- 英文読解
- 精読
関さんの英語は”神”です。無駄な暗記をする必要がなく、”本質”しか書いてありません。このテキストで、精読のやり方をマスターしましょう。
やり方をある程度理解したら、長文にうつりましょう。ただし、解くのではなく「読む」だけです。
きちんと文の要素で分解して、正しい和訳にできているかどうか、しっかり解き直ししてください。
関正生の英語長文ポラリス
- 英語
- 長文
- 精読
やっぱり関さんですね。
解説では1文1文が丁寧に分解されていて、和訳も堅苦しい直訳でなく、意味の通る日本語に直してくれています。
Step4. 長文速読
Step3で「正しく読む」能力を身につけたら、次はスピードです。
このステップでは「速読」を身につけます。
「速読」とはその名の通り、速く読むトレーニングです。
「精読」と「速読」、この2つを身につけられれば、英語の基礎はもうカンペキです。
大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル2
- Lv.3
- 英文読解
- 速読
「音読学習」をゲキ推ししている安河内先生の本。CDつき。付録で英語の原文もついてるので、読む練習に最適の一冊です。
解説も1文1文ちゃんと分解してくれていて丁寧。解き直しのときの「精読」もバッチリです。
この本も終わっちゃったら、てきとーな長文問題集をつかって感覚を研ぎ澄ませてください。
ここまで完璧に身につけることができれば、もう能力的にはバッチリ。たぶんどんな長文の問題集を使っても大丈夫だと思います(CDはついていた方がいいですが)