長文のスピード爆上げ!”2つのテクニック”で解く速度を上げる

英語の長文で、「時間が足りない」と悩んでいる人はいませんか?

「全部読み終わらない…」
「最後まで解き終わらなかった…」
「時間さえあれば解けるのに…」

そんなアナタへ、
実は、英語長文って、全部読まなくても解けるんです。

今回は、長文を全部読まずに解く「2つの速読テクニック」を紹介したいと思います。

超高速で解く!2つのテクニック

長文を超速攻で解くには、次の2つのテクニックを身につける必要があります。

①スキミング
②スキャニング

それぞれ紹介していきますね。

1. スキミング(skimming)

スキミング(skimming)とは、文章の内容をざっくり把握するためのテクニックです。

skimは「すくい取る」という意味の英単語。その名の通り「大事な所だけすくい取るように読む」こと。

スキミングを習得すると、全文読まなくても内容が分かるようになります。読む量がめっちゃ減り、長文を読む時間をめちゃめちゃ削減できます。

つまりスキミングは、超高速飛ばし読みのテクニックです。

2. スキャニング(scanning)

スキャニング(scanning)とは、文章から必要な情報を「探す」テクニックです。

文章はほぼ読みません。問われていることを探すだけです。

例えば、こんな問題が出たとします。

「ジョンがエリーに対して述べた意見は次のうちどれか?」

この答えは、本文のどこに書いてあるでしょうか?

もちろん、ジョンのセリフの中に書いてあるはずです。

John said to Elliy, John told her(ジョンはエリーに~と言った)みたいな表現のそばに、答えが隠されているはずですよね。

これって、逆に考えると「ジョンのセリフの所だけ読めばいい」ってことですよね。

つまり、この問題を解くには全文を読む必要が無く、John関連のところだけ探す(スキャニングする)だけで解けちゃうわけです。

スキミングとスキャニング。スピード爆上げには2つ必要

もしかしたら今のあなたは、

まず長文をしっかり読み、
内容をちゃんと理解して、
問題文を読んで、
また長文を読み直して解く。

みたいに長文を解いていたかもしれません。

その方法が悪いわけじゃないんですが、それだと間違いなく時間が足りません。最難関大の超長文(2000字くらい)になってくると、まあ無理です。

どうでもいいとこは読まず、必要なところだけ読むくらいじゃないと、量の多いスピード勝負の入試長文は解き終わりません。

スキミング=超高速でざっくり読む
スキャニング=読まずに探すだけで解く

この2つの技術が身に付いているかどうかで、長文のスピードは大きく変わります。

速読の前に「精読」を完璧に。

「スキミング」と「スキャニング」を身につければ、長文を全部読まなくても高速で解けるようになります。

とはいっても、そもそも正しく読む能力がない人に速読はムリです。そもそも、ゆっくりでも正確に読めない人は、いくらスピードを上げたところで間違えて終わりです。

速度を上げる前に、正しく読むための「精読」練習を必ずしてください。

最初はいくら時間使ってもいいので、全部正しく読んで、完璧に解けるくらいまで仕上げてください。

スキミングとスキャニングは、その後です。



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