- 「和訳できるのに解けない」原因って?
- 現代文が苦手だと、英語も解けない!?
- 頭悪い先生には頼むな!?
この記事は、
・単語はだいたい分かる
・一応和訳はできている
・なのに何故か解けない
こんな状態の人に読んでほしい内容です。
(そもそも単語全然わかんねーみたいな人は、とりあえず単語覚えましょう。笑)
原因は「現代文」にあった?!
もしかしてですが、現代文(特に評論系の文章)が苦手じゃないですか?
実は英語長文でも、ある程度のレベルになると
まあ言ってしまえば英語長文は「英語版・現代文」みたいなもんですからね。
現代文が苦手な人は
・訳せているのに解けない
・模範解答の和訳が何言ってるかわからない
こんな状況になりがちです。
要は「英語→日本語」の訳は出来ているのに、訳した後の「日本語」の意味が分からない、という状態です。
つまり現代文ができていないということですね。
現代文と一緒!「要約」の練習をしよう!
現代文では、文章を読んで筆者の主張をまとめる力、つまり
実は英語長文も同じです。
英語で書かれているか日本語で書かれているかの違いだけで、「文章の読解」という意味では英語長文も現代文も同じです。
書かれている内容を簡潔にまとめる力が必須なんです。
というのも、「本文の内容に合うものを選べ」みたいな内容合致問題では、だいたい
言ってること自体は一緒でも、違う単語や違う表現で書かれていることがほとんどです。
つまり、どんな表現で書かれていたとしても「「あー、要はこういうことが言いたいのね」ってのが分からないと、内容合致問題は解けないのです。
悪い例でいうと、「あ、同じ単語使われてるから、答えはこれだろ!」みたいな解き方してたらNGっすね。このやり方では超簡単な問題しか解けません。入試はまず無理です。
というかむしろ入試は「同じ単語を使ってるけど、真逆なこと言ってる選択肢」の方が多いんです。これ、入試のひっかけ問題の典型パターンです。
だからこそ、同じ表現or違う表現に関わらず、要点を正確に読み取って自分の言葉でまとめる
要約練習のときの注意点!
1. まずは全文和訳。でも堅苦しい「直訳」は禁止で
英文を和訳するとき、すごく不自然な日本語になってる人、いませんか?
ほとんどの人は「直訳」しています。要は、単語帳で覚えた意味をそのまま使用しちゃってるやつです。
直訳しかしてない人は、文章が本当に言いたいことを理解できていない可能性が高いです。
和訳は不自然な表現で書かずに、
自然な表現に書き換えるってことは、頭の中で「要は~ってことだよね」って言い換える必要があります。つまり、
2.全部訳した後は「段落要約」をしよう
自然な日本語に訳せたら、あとは現代文の練習みたいなもんです。
注意点としては、
・文章を読んでいない人が読んでも理解できるように(正確な言葉遣いで)
・余計な言葉はなるべく省く(修飾語や例え話などは削除)
・全体の流れを意識する(前後の段落の流れ)
誰にでも分かるように、なるべく短く、です。
ちなみに文章全体の要約は、ハードルが高いので一旦やらなくても大丈夫です。
とりあえずは1つの段落を要約する練習だけでOKです。
3. 添削してもらおう
段落要約を、自力で採点するのは相当難しいです。というかたぶんムリです。
誰か頼める人がいたら、その人にお願いして添削してもらいましょう。
ただし、要約の先生はとびっきり優秀な人を選ぶ必要があります。
というのも、実は要約の添削って結構難しいんです。
作文とかも同じですが、要約にはハッキリとした「○×」がないので、人によってアドバイス内容が全然違います。
というかそもそも、そんなに頭の良くない先生は「要約」の能力が無い可能性が高いです。(悲しいですが本当です)
頭の悪い先生に添削してもらっても、微妙なアドバイスしかもらえません(笑)
要約練習は、先生の質がめちゃめちゃ重要。信頼できる良い先生にお願いするようにしましょう!
(独学さんでも、要約やってます。)
- 英語長文=英語版現代文
- 直訳せず、自然な表現で和訳しよう
- 段落要約の練習を欠かさずに